< 高校・大学受験、TOEIC、TOEFL、英検などの各種試験対策のために >
< 外資系企業などで仕事をするために総合的な英語力を養うために >
< 「読む」だけでなく「解く力」「書く力」も身につけたい方に >
※英文に接する際に気にかけてほしい重要ポイントを中心に解説しています※
外資系企業をはじめどちらかへ就職や転職するとき、英語能力の証明としてTOEICのスコアを提出することがあると思います。履歴書に良いスコアが記載されていれば企業の採用担当者はまず目を止めることでしょう。
日本では多くの人が勉強し受験するTOEIC。TOEICのスコアが高ければあなたの未来がさらに広がるかもしれません。
TOEICはどうやって勉強していけばよいのかさっぱりの人も多いと思います。以前、私は頼まれてTOEICの攻略など教えたことがありました。
このブログでもTOEICに関してお役に立つような情報をお伝えできましたら幸いです。
まずはTOEICとは何か?という大きなところから始めていきだんだんと深いポイントへ移行できればと思います。
以前にもお伝えしましたがまずは触れること。TOEICに関しても同様にまずは触れてみてはいかがでしょうか?
以前私が受験したスコアも載せおきます。

TOEFL iBTの各セクションについての記事
過去のTOEFLテスト形式についての記事
過去のPBT、CBTと現行TOEFL iBTとのスコア換算に関する記事
TOEFL iBT対策の教材に関する記事
TOEICの概要、出願、テスト形式などの記事
TOEICとは?
TOEICはリスニングとリーディングの試験を受けることで「聞く」「読む」の英語能力を測る試験です。
問題数、試験時間は?
問題数 | 試験時間 | |
---|---|---|
Listening(リスニング:聞き取り) | 100問 | 45分 |
Reading(リーディング:文法、読解) | 100問 | 75分 |
リスニングが45分で100問、リーディングが75分で100問の合計200問の問題を解くけっこうヘビーな試験です。
リスニングは流れに乗って問題を解いていく形になります。この「流れに乗る」ということが非常に大切なことで普段より45分間の流れに慣れておく必要があります。
リーディングの問題は前半部は文法問題になります。中盤より文法問題と読解問題が混ぜ合わさったようになっていき最終的には読解能力を測る問題に移っていきます。
試験時間は2時間ぶっ通し
リスニング試験とリーディング試験の間に休憩時間はありません。ぶっ通しで進んでいく試験になります。
試験途中にトイレなど行きたくなっては大変です。前日からコンディション作りをしておくのが賢明です。
私もいろいろな試験を受けましたがTOEICは2時間もの間集中力を切らさずに解いていくため試験後の疲労はかなりのものになります。
テスト形式 リスニング
リスニングの100問の内訳は以下のようになっています。
問題数 | 問題内容 | |
---|---|---|
Part 1 | 6問 | 写真描写問題 |
Part 2 | 25問 | 応答問題 |
Part 3 | 39問 | 会話問題 |
Part 4 | 30問 | 説明文問題 |
細かいところは後々触れさせていただきます。まずはざっくりと書いてみます。
Part 1 写真描写問題
1枚の写真があります。この写真に関して最も適切に説明(表現)している回答を選ぶ問題です。
この問題を解くうえで大切なのは写真を見ますが勝手に自分の中でストーリーを作らないことです。そして説明文の中にはイディオム(熟語)をふんだんに混ぜてきます。イディオムは知らなければアウトですのでイディオム集などで対策する必要があります。
Part 2 応答問題
1つの質問、または文章が聞こえてきます。それに対して3つの選択肢を読み上げます。選択肢は読み上げるだけで印字されていません。最も適当だと思うものを選びます。
ここでも口語ならではの表現が出てきます。その表現方法を知らずにそのまま頭で直訳しても答えに辿り着けません。しかも選択肢の読み上げは1度だけですので実際には訂正する余裕はありません。
ここでもイディオムは大切です。Part 1のイディオム対策をしていればかなり役立ちます。
Part 3 会話問題
1つの会話に対して設問は3問になります。2人、または3人の会話が聞こえてきます。会話が終わると問題文が聞こえてきます。4つの選択肢から最も適当なものを選びます。
大切なポイントは可能であれば会話のシチュエーションを思い浮かべることです。一字一句見逃さないというようなやり方ではなく全体の流れをつかんでください。
なぜこの会話が行われているのか?どうしたら問題解決できるのか?等会話の中に答えが埋まっていますが聞き取れなかった部分があっても流れがぼんやりとわかることで選択肢を選ぶことができると思います。
Part 4 説明文問題
設問は3問。少し長めのアナウンスやナレーション、留守番電話のメッセージなどが流れる。最後まで聞いた後に問題分が流れて4つの選択肢の中から最も適当だと思われるものを選ぶ。
長めの文章になるが多くの問題は会話形式でなくナレーションやアナウンスなど一方的にこちらに伝えるものなので最後まで全体の流れをつかもうとすることが大切だと思います。
何か聞き取れなかった単語があったりしてもかまわず全体を聞こうとしていけば取れる問題もあると思います。
まとめ
TOEICに関して大きな触りの部分から説明してみました。点数を取るには事前の学習ももちろん大切ですが、試験時間が長いので当日の体のコンディションも非常に大事になってきます。
リスニングパートに関してPart 1からPart 4まで分かれていることに触れました。各パートで大事なことはまだまだありますが今回は触りの部分だけ書いてみました。
TOEIC関連に関しましてまだまだ続きます。