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今回はTOEICの勉強法や参考書に関してお話しさせていただきます。
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参考書 公式 TOEIC® Listening & Reading 問題集 1~6
TOEICの学習では一番たいせつな教材になります。試験に向けて勉強を始めるところから最終段階に仕上げをするまでこの教材は手放せません。
公式問題集 勉強法
公式問題集には実際の試験と同じ形式の問題が2セット入っています。リスニングに関してはスピーカーが実際の試験と同じ流れでテストが進んでいきます。
この公式問題集には本番に実際にマークするマークシートが入っています。これを20枚ほどコピーしてください。練習でもこのコピーしたマークシートに答えを入れてください。
本番の試験では200の問題を2時間程度で一気に解いていくことになります。マークシートの記入に関しては家で練習すればスムースに塗りつぶすことができると思います。
1問1問マークするのは少しの時間かもしれません。しかしこの試験は時間との戦いなので円滑な動きで時間のロスをなくしていく努力は必要だと思います。
公式問題集だからこそ練習できるリズム
公式問題集以外にも世の中には多くのTOEICの参考書など出版されていますが実際の試験とリズムが違っていたりスピーカーの声質がなかなか納得いかなかったりと満足のできないものも多々あります。
リスニングパートに関しましてこの教材を毎日1セット(45分)聞くようにしてください。理解できるできないは後回しです。この45分間毎日聞き続けることによって体が試験の流れを覚え込むことになります。この体へ覚え込ませることが大変重要です。
このTOEIC試験のリスニングは試験のリズムと言いますか流れに乗って問題を解いていくのが高得点を取るうえで非常に大切です。
他の教材で学習、練習することはあくまで補強のためです。この公式問題集を聞き込むことでリスニングは高得点を狙うことができます。
文法問題は語形にこだわる
Part 5と6では文法問題が多く出題されます。この文法問題は高得点を目指すうえで落とすことのできないパートになります。速さを正確性を手に入れるため強化していく必要があります。
インプットの段階で文法問題は1問1問丁寧に見てください。選択肢を見た時に語形(品詞)が違うだけの問題が多々あります。こういう問題はそれこそ2秒で確実に仕留める問題です。品詞を見抜く能力を上げる勉強が必要です。能力を上げる方法はまた後程触れていきたいと思います。
語形ではなく意味上で考えなくてはいけない問題は少しだけ時間がかかるかもしれません。しかし意味上で考える問題をこなすことはこの後の読解問題で必要な能力をアップすることができます。
読解問題は基本的には公式問題集の繰り返し
読解問題のパートでもまずはTOEICの出題形式になれることが大切です。Part 6 &7では広告であったり残されたメモであったりと様々なケースが出題されその中で最も適切な答えを探し出す必要があります。問題の形式に慣れるためにもまずは公式問題集の読み込みが大事だと思います。
最初の方は時間をかけて1文1文追って読んでください。知らない単語があれば辞書を引いて確認しながら進めてください。読解問題で大切なことは主語と動詞をしっかりと確認しながら読むことです。
主語が能動なのか?受け身なのか?で分の意味が全く変わってしまいます。主語を探して動詞を探す。これを繰り返すことは文法能力向上にも役立ちますので意識して読み進めてください。
まとめ
TOEICに関して大きな触りの部分から説明してみました。点数を取るには事前の学習ももちろん大切ですが、試験時間が長いので当日の体のコンディションも非常に大事になってきます。
今回は公式問題集に関してお話をさせて頂きました。公式問題集は特にリスニングパートを練習するのにうってつけのものになります。実際の試験と同じ流れ、時間で練習できるので是非とも通しで勉強してみてください。
リーディングパートでも読解力を測る前にまずは独特な出題形式に慣れることが大切です。公式問題集の様々なケースを解いて練習することで本番の試験でも慌てずに取り組むことができると思います。
TOEIC関連に関しましてまだまだ続きます。