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【社員から見た】 外資系金融・証券 (投資銀行)は筋肉マンが多い!?

【社員から見た】 外資系金融・証券 (投資銀行)は筋肉マンが多い!?

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皆さんは外資系投資銀行で働く人はどのような人を想像しますか?

投資銀行マンはダークネイビーのスーツをピシッと着こなしているというイメージを持たれている人も多いようです。確かに良質のスーツを着こなしている社員は多いです。

でもそのスーツを着こなすために筋トレに励んでいる人も多いです。このあたり、少し触れてみたいです。

私は長い間外資系金融機関(証券会社)に勤務しています。これまで多くの人と仕事をしてきました。世界各国から集まった社員たちに揉まれて、時には解雇されたり、時には解雇されてすぐにまた再雇用などいろいろな経験をしました。

多くの学生さんが外資系金融機関に興味をお持ちのようです。新卒で入社してくる若手社員はとても優秀な人たちが多くあっという間に出世する人、あっという間にいなくなってしまう人など様々です。

外資系金融機関とはどういう場所なのか?というところ実際のエピソードも交えていろいろお話しできればと思います。

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スーツは鎧、大事なのは筋肉で覆われた体

昼休みになると多くの投資銀行の社員たちが昼食を取りにゲートを出てきます。良く見てみるとガタイのいいお兄さんたちが結構多くいます。

少し年齢のいっている人も胸に厚みがあり脚のラインがピッタリとしたスラックスを履いている人も多いです。

スーツ越しに見てみてもスタイルの良いのがわかります。顔に関してはハンサムかどうかは別としてスタイルがいいのでトータルで印象は良くなります。

そうです、皆さん鍛えています。鍛えて筋肉ムキムキの社員は多いです。

フロント(IBDは除く)のセールスは筋肉マンだらけ!?

フロントオフィスのセールスは顧客に会う機会も多いので社内でもスーツを着ています。今後はわかりませんがセールスは顧客との接点がある限り当分はスーツは着続けるだろうと思います。

話は反れますが私の職場ではアメリカ本国がドレスコードを解除しました。金融業街では驚くべきことなのですが本国での決定事項は当然極東の日本法人にも影響があり社員は皆さんほとんど私服での出社になってしまいました。

「スーツは着る機会がないので実家に送ってしまった。」という人も多々います。

私も長いこと金融機関に勤めていますがスーツを着ないで出社というのも驚きで最初は夏場の私服を買いそろえるだけで10万円から使いました。今ではそれまで着ていたスーツは誇りをかぶっております。

話を元に戻します。フロントオフィスのセールスはなぜ筋肉マンが多いのでしょうか。どうも“スーツをカッコよく着こなしたいから”というのとは違うみたいです。

私なりの勝手な検証です。

もともと体育会出身者が多い

フロントオフィスのセールスは大学時代に運動に力を注ぎ活躍した人が多いです。特にフットボール系(ラグビー、アメリカンフットボール)の体育会出身者けっこういます。出身大学は東大、京大、慶應あたりが多い印象です。

彼らの体は鍛えれば鍛えるほど大きくなる素地が出来上がっていますので少し太ったなと思いジムに通えば体がすぐに大きくなりラインが出てきます。

フットボール系の体育会出身者の胸の厚みはかなりのものです。

筋トレは裏切らない

フロントオフィスの社員は常に数字と戦っています。その年の数字が良くなければ来年にはもう会社にいないかもしれません。

常に雇用の不安と戦いながら結果を出し高給を稼ぎ出すフロントオフィスの社員たちはたいへんなプレッシャーのもとで仕事をしています。

以前、筋トレが趣味の外債のセールスと話す機会がありました。彼は若くして一つの部隊を率いる優秀なセールスです。彼が言うには

「仕事はいろいろ考え試行錯誤やりますけどうまくいくことは10個試して1つあればいい方です。筋トレは10やれば10近く返ってきます。やればやるほど成果が体に表れるので楽しいんですよ。

とのこと。

人間は何かやって返ってくるというのは素直にうれしく感じるはずです。やった甲斐があったと思います。やはり見返りは欲しいものですね。最前線で働く社員たちは常に見返りを求めて頑張り続けます。

仕事も鍛え抜かれた体のようにやればやるほど良い結果が目に見えて表れたらどんなにありがたいことでしょうか。

筋トレに励む理由の一つになるかもしれません。

体力が無いともたない

セールスは朝から夜中まで働いています。外債のチームですと夕方からロンドンが開き、夜中にニューヨークが開くため若手は夜中も寝ずに待機して仕事をしています。

下手をすると会社に住んでいるような状況で気力を持たせるには強い肉体が不可欠になります。常にストレスに晒されているため体力向上に全身を鍛えることでストレス解消もできることでしょう。

職場は上司がふんだんに美味しいものを用意してくれるので食事には一切不安が無いため食べるには困りませんが座っているだけでは太ってしまいます。

体を鍛えることで仕事をし続けることができる体力を手に入れているのかもしれません。

まとめ

外資系投資銀行にはなぜ筋肉マンが多いのか!?ということに関して私見だらけで勝手にお話をさせて頂きました。

フロントオフィスのセールスは顧客に会う機会が多いということもありますがそれだけでは筋肉マンが多くなる理由とはなりません。

常に相当なプレッシャーに晒される中で自分のパフォーマンスを高め結果を出し続けるには人並み以上の体力が必要だと思います。ただ見栄えだけのためでなく生き残るために体を鍛えた結果筋肉マンが多いのではないでしょうか。


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TAKA-KIKOH

ゴールドマン・サックス証券などこれまで長年にわたり外資系金融機関(証券)での業務に従事してまいりました。米国MBA。英語ではTOEFL607点、TOEIC950点など。趣味は筋トレ、釣り、ゴルフ。

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