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前回のテスト形式、Reading Sectionに引き続き今回はListening Sectionに関して触れてみたいと思います。
TOEFL iBTの各セクションについての記事
過去のTOEFLテスト形式についての記事
過去のPBT、CBTと現行TOEFL iBTとのスコア換算に関する記事
TOEFL iBT対策の教材に関する記事
TOEICの概要、出願、テスト形式などの記事
TOEFLとは“Test of English as a Foreign Language”の略称で非英語圏の出身者を対象として、英語圏の高等教育機関が英語能力を判定するために使用されるテストのことです。
日本でも以前より少数の高等教育機関(大学学部以上)がTOEFLのスコアを入試の英語のスコアとして認められたりしていました。
TOEFLは主に留学を目的にする人が受ける試験です。
このTOEFLは特に大学の学部留学に向けて最初の試練であり最大の難関でもあります。このスコア次第で希望する留学先に入学できるか決まってしまいます。
TOEFLの点数を取ったからと言って授業には全く付いていけず苦労するのも留学してからわかる話です。まずはTOEFLを取って留学のチケットを手に入れる必要があります。
TOEFLに関して触りの部分になりますが触れてみたいと思います。
TOEFL Listening Section・リスニングセクション(聞き取り)
TOEFLのListening Section(聞き取り)はReading Sectionに引き続いて試験が開始されます。
TOEFLはTOEICも主催するETSのテストサービスですがTOEFLのListeningはTOEICのそれとは違い会話の内容なども長くタフな試験となります。
試験時間は?
試験時間は41分から57分となっています。試験時間は問題数によって違いが出てきますが当日本番試験を受けるまでわかりません。
問題数は?
28問から39問になります。問題数に関しても当日実際に試験を受けるまで何問のバージョンになるのかわかりません。
出題の内容は?
主催するETSは「講義、授業中の討論、会話を聴いた後に質問に答える」と言っています。
だいたい1枚の写真があり会話が2題から3題程度、講義が2題から4題というパターンが多いと思います。
写真を見ても回答に結びつくようなものはありませんので聞き取りに集中しましょう。
会話文は話の内容が二転三転します。急に話の展開が変わることもしばしばですので注意深く聞き取りに集中する必要があります。
講義に関しては内容はアカデミック(学術的)なものがほとんどです、。ただし内容自体は難しいものではなく聞いていくうちに理解できる流れになっています。
何らかの動物の生態系や宇宙の惑星であったりある大陸の話などどんなトピックが出るかわかりません。
Listening Sectionに共通して言えることですが会話にしても講義にしてもとても話が長く、しかも二転三転するので問題文を聞くときに最初の方の内容を忘れてしまうこともあるかと思います。
私も経験したことですがこればかりは慣れの部分もありますので教材などで長い会話文などを聞きこむことで克服できると思います。
いずれにしても集中し続けなくてはならないタフなセクションです。
ダミー問題
アメリカのテストというのはこのダミー問題を入れるのがとても好きなようです。私が今まで受験してきた様々な試験(資格試験を含む)でダミー問題を含んでいました。
TOEFL、TOEIC、GMAT、資格試験としてUSCPAなどテストというテストに入っています。
このダミー問題でサンプルを取り将来に出題する問題の参考にしているとか何らかの研究目的がありダミー問題を入れてきます。
しかし受験する側からしてみればしっかり全部採点してもらいたいというところが本音ではないかでしょうか。
このListening Sectionではおそらくですが会話、講義の1題ずつがダミーの可能性が高いです。もし会話が3題出題されたら1題はダミー、講義が4題出題されたら1題が怪しいです。
いずれにしてもどの問題がダミー問題なのかわかりません。
以前は会話、講義とも最後の問題はダミー問題だとまことしやかに囁かれていました。しかし現在の試験ではもしかしたら最初の問題からダミーである可能性も捨てきれません。
結局は全ての問題を真剣に解く必要があり一切気の抜けないまま問題を解いていかなくてはなりません。
まとめ
今回もTOEFLのListening Section(聞き取り)に関しまして触れてみました。
Listening Sectionの会話文や講義の長くTOEICのそれとはまるで違います。しかも内容はとてもアカデミックなものが出題されます。
更にはReadin Section(語彙、文法、読解)と同様にダミー問題が含まれるという訳の分からない構造になっているのもこのセクションの特徴です。
TOEFLに関してはまだまだ今後続きます。