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TOEFL テスト形式の変遷 Paper Based Testing (PBT)

TOEFL テスト形式の変遷 Paper Based Testing (PBT)

これまでTOEFLのテスト形式、Reading Section(語彙、文法、読解)、Listening Section(聞き取り)に関して触りの部分に触れてきました。

わたしにとっては昔懐かしいTOEFL試験ですが当時は必死に勉強したものです。

私が当初勉強を始めた時はテスト形式が紙ベースで行われるものでした。そこからコンピューターで受験する形式になり、そして現行のインターネットベースでの試験へと形を変えています。

以前のテスト形式から現行のスタイルへの変遷に少し触れてみたいと思います、。

TOEFLとは“Test of English as a Foreign Language”の略称で非英語圏の出身者を対象として、英語圏の高等教育機関が英語能力を判定するために使用されるテストのことです。

日本でも以前より少数の高等教育機関(大学学部以上)がTOEFLのスコアを入試の英語のスコアとして認められたりしていました。

TOEFLは主に留学を目的にする人が受ける試験です。

このTOEFLは特に大学の学部留学に向けて最初の試練であり最大の難関でもあります。このスコア次第で希望する留学先に入学できるか決まってしまいます。

TOEFLの点数を取ったからと言って授業には全く付いていけず苦労するのも留学してからわかる話です。まずはTOEFLを取って留学のチケットを手に入れる必要があります。

TOEFLに関して触りの部分になりますが触れてみたいと思います。

【さまざまな英語能力証明試験に関しての記事】

英語能力証明試験に関して触れている過去記事はこちら

Paper-Based Testing (PBT)

その昔、TOEFLのテスト形式は“Paper-Based Testing”と呼ばれるもので現在のTOEIC試験のように紙ベースでテストを受けました。

スコアレンジは310点から677点になります。

通称“PBT”と呼ばれ試験会場に出向いての受験しました。

受験回数、テスト予約

2ヶ月から3ヶ月一回受験の機会があったと記憶しています。現行のTOEFL iBTは週に1回受験できますのでこれは大きな違いになります。

当時は受験機会が少なく試験日のコンディションの調整を考えると1回の緊張感も違います。

テスト予約も現行のように空いているスロットに予約を取るわけではなく決められた試験日の何か月か前までに申し込みを済ませる必要がありました。

現行のシステムから見るととても不便な時代でした。

テスト会場

PBTの時代ではテスト会場に向かい現在のTOEICのようにスピーカーでListening Sectionが放送されます。

この会場によってListeningが明確に聞こえたり、音がこもってしまったりと運不運もスコア獲得に左右されることもありました。

私の記憶では試験会場が高校の教室であった時はリスニングも聞き易かったのですが東京ビックサイトのような大変大きな会場では音響具合が良くなくて困ったものでした。

特に東京ビックサイトのような大箱の試験会場では大人数が受験するため試験前のトイレなども大変混雑するなど私にとってはあまり良い思い出がありません。

TOEFL PBTは1年のうちの数回しか実施されないため試験会場の雰囲気はけっこう殺伐としていた記憶があります。

テスト形式

テストはListening Section(聞き取り)、Structure Section(文法)、Reading Section(読解)と3つのSectionで構成されていました。

  • The Listening Comprehension Section
  • The Structure and Written Expression Section
  • The Reading Comprehension Section

以上3つのセクションに加えてもう一つWriting(英作文)がありましたがこのセクションは総合点には入りません。

  • The Test of Written English

出願先によっては特に大学院ではこの英作文のスコアも必須のところもあったと記憶していますがほとんどの人にとってはあくまで参考としてスコアが出ました。 たしか試験も隔回での実施だったと記憶しています。

日本人にはTOEFLで得点しやすかったPBT

日本人にとってはこの時代のTOEFLが一番高得点を取りやすかったかもしれません。

Listening Section は現行のものとあまり変わりはありません。

しかし何といっても日本人が得意とするところの文法問題が一つのSectionとしてあったためここで点数を稼ぎ総合点を押し上げるという作戦を立てることができました。

私もそうでしたが聞き取りというのは留学後に能力向上していくものです。留学前の段階ではなかなか期待するスコアを取ることが難しいものです。

特に大学院留学を目指した場合、ほとんどの大学院がTOEFLスコア550点から600点あたりを求めてきました。

このスコアを出すには文法セクションをほぼ満点を取る勢いでいけばListeningセクションであまり得点できなくても達成できましたので文法セクションはたいへんありがたいパートでした。

学部留学は500点、大学院留学は550点を目指した

アメリカの多くの大学(特に州立大学)の求めるTOEFLスコアは学部留学で500点から550点、大学院留学で550点から600点でした。

大学院の場合はまた別にGREやGMATなど別のテストスコアを提出する必要がありましたが、学部留学に関してはこのTOEFLスコアで入学許可が下りるかのボーダーとなりました。

500点というスコアは昔の留学経験者にとっては聞き覚えののある点数になります。

まとめ

今回は古き時代のテスト形式、PBTに関しまして触れてみました。

現行のTOEFLとはテスト形式が違うためどちらが難易度が高いのか低いのかはわかりません。ただ個人的には現行の方がより総合的に英語力が判定されるという点で難易度は相当高いと思います。

当時は日本からの留学生も多く、このTOEFL PBTを思い出す人も多いのではないでしょうか。

私も必死になって問題集を解いたあの時代を懐かしく思います。

TOEFLに関してはまだまだ今後続きます。


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