TOEFL 英語

TOEFL テスト形式の変遷 Computer Based Testing(CBT)

前回は古き時代のTOEFL試験、Paper-Based Testing (PBT)に関して懐かしさと共に説明させていただきました。

試験会場に赴いて受験するTOEFL PBTがその後コンピューターで試験を受けるテスト形式へと変わりました。

変わりゆくときにわたしは丁度大学院へ出願するスコアを出さなくてはいけない時期でした。テスト形式の変化への対応に苦労した記憶があります。

わたしにとっては昔懐かしいTOEFL試験ですが当時は必死に勉強したものです。

私が当初勉強を始めた時はテスト形式が紙ベースで行われるものでした。そこからコンピューターで受験する形式になり、そして現行のインターネットベースでの試験へと形を変えています。

以前のテスト形式から現行のスタイルへの変遷に少し触れてみたいと思います、。

TOEFLとは“Test of English as a Foreign Language”の略称で非英語圏の出身者を対象として、英語圏の高等教育機関が英語能力を判定するために使用されるテストのことです。

日本でも以前より少数の高等教育機関(大学学部以上)がTOEFLのスコアを入試の英語のスコアとして認められたりしていました。

TOEFLは主に留学を目的にする人が受ける試験です。

このTOEFLは特に大学の学部留学に向けて最初の試練であり最大の難関でもあります。このスコア次第で希望する留学先に入学できるか決まってしまいます。

TOEFLの点数を取ったからと言って授業には全く付いていけず苦労するのも留学してからわかる話です。まずはTOEFLを取って留学のチケットを手に入れる必要があります。

TOEFLに関して触りの部分になりますが触れてみたいと思います。

【さまざまな英語能力証明試験に関しての記事】

英語能力証明試験に関して触れている過去記事はこちら

Writingが追加されたComputer Based Testing(CBT)

TOEFL試験はPBT(Paper Based Testing)からCBT(Computer Based Testing)へと形を変えることになりました。

スコアレンジは0点から300点になりました。

どのような変化があり受験生は対応しなくてはならなかったのか、このあたりに触れてみたいと思います。

テスト予約

PBTではTOEFLを受験するために受験日の相当前に予約を取る必要がありました。

CBTになるとまずテストの予約に関してとても便利になりました。テストセンターに問い合わせて都合の良い時間帯が空いていればその時間に受験が可能になりました。

例えば朝一番は苦手な人は午後の時間に受験することができるので自分にとって少しは良いコンディションで受験できました。

さらにCBTでは月に一回の受験が可能になりました。私の記憶ではPBTは2ヶ月か3ヶ月に一回程度しか開催されなかったので受験機会は少なかったです。

問題によっては運不運もある試験なので毎月1度受験できることになったのは受験生にとっては大変ありがたい変更だったと思います。

テスト会場

テスト会場はCBTの環境が整っているテストセンターでの受験が可能になりました。

しかも自分にとって都合のよいテストセンターを試験会場に選ぶことができること。

PBTの場合は思うような会場でなく自宅から遠い場所が受験会場になってしまうことが度々ありました。試験会場が遠い場合は会場に行くだけで疲れてしまった記憶があります。

試験会場までのアクセスなどテストセンターが決まっていれば心配する必要がなくなりました。

テスト形式 セクション

テストはListening Section(聞き取り)、Structure Section(文法)、Reading Section(読解)と3つのSectionにWriting Sectuion (英作文)が追加になりました。

  • Listening Section
  • Structure and Written Expression Section
  • Reading Comprehension Section
  • Writing Section

PBTではあくまでおまけ的な要素で付いていたWriting Sectionがトータルスコアに組み込まれることになりました。

これには当時困った記憶があります。

しかもListening SectionとStructure SectionでComputer Adaptive Testing(コンピューター適応型テスト)というものが導入されました(後述)。

ただ受験生にとって悪いことばかりでなくListening Sectionではイヤホンを使用することになり音量なども調整できるので聞き取りに関しては格段に環境は良くなったと記憶しています。

Writing Section攻略にはフォーマット

トータルスコアにWriting Sectionのスコアが反映されることになりPBTの形式に慣れ切っていた受験生は一時的にスコアを落とすことになりました。

  • 試験時間は30分
  • スコアは1.0から6.0のレンジで評価

このWriting SectionではTOEFLの主催者であるETSが出題される問題を発表していました。確か250ほどのパターンがありその中から出題されるとのことでしたが私は全てに目を通した記憶がありません。

このWriting Sectionで肝だったのはWritingのフォーマットにはめ込んで文章を書くということでした。

<導入文>

<1つ目のパッセージ>

<2つ目のパッセージ>

<3つ目のパッセージ>(余裕があれば)

<結論>

内容が大したものではなくてもフォーマット通りに書けば私の経験では4.0以上のスコアが出た記憶があります。私は最終的には5.5を取ることができました。

このフォーマットに関しては今のTOEFL iBTでも同じだと思いますがまた後ほど触れる機会がありましたら詳しく説明させていただきます。

Computer Adaptive Testing(コンピューター適応型テスト)

Listing SectionとStructure SectionでこのComputer Adaptive Testing(コンピューター適応型テスト)というものが導入されました。

これは出題される問題の正誤によって次に出題される問題の難易度が変わるというシステムです。

1問目(難易度 中)正解 → 2問目(難易度 中)正解 → 3問目(難易度 難)

1問目(難易度 中)不正解 → 2問目(難易度 易)正解 → 3問目(難易度 中)

 

この形式では最後の方の問題も難易度難の問題を解いていれば高得点にたどり着く仕組みになっています。

序盤の数問でケアレスミスをしてしまうと最後の方まで難易度難にたどり着くことができないため高得点が取れなくなってしまいます。

Listening とStructure Sectionでは絶対に序盤でミスが許されない戦いに緊張した記憶があります。

学部留学は173点、大学院留学は213点を目指した

PBT換算ではスコアは

PBT 500点 = CBT 173点

PBT 550点 = CBT 213点

アメリカの多くの大学(特に州立大学)の求めるTOEFLスコアは学部留学で173点から213点、大学院留学で213点から250点でした。

大学院の場合はまた別にGREやGMATなど別のテストスコアを提出する必要がありましたが、学部留学に関してはこのTOEFLスコアで入学許可が下りるかのボーダーとなりました。

173点というスコアは昔の留学経験者にとっては聞き覚えののある点数になります。

まとめ

今回はCBTに関しまして触れてみました。

現行のTOEFLとはテスト形式が違うためどちらが難易度が高いのか低いのかはわかりません。ただ当時はWriting Sectionが総合点に影響するようになり対策に追われた記憶があります。

当時は日本からの留学生も多く、このTOEFL CBTを思い出す人も多いのではないでしょうか。

私も必死になって問題集を解いたあの時代を懐かしく思います。

TOEFLに関してはまだまだ今後続きます。


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