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※英文に接する際に気にかけてほしい重要ポイントを中心に解説しています※
これまでTOEICに関してテスト形式から始まりざっくりとした勉強法などをお伝えしてきました。
実際に勉強はしているけどなかなかスコアが上がってくれないという人も多いと思います。
TOEIC900点以上のスコアホルダーになると試験後にどこがどのように間違えしまったなど自身で気づくことができるのですがその域まで達するにはなかなかに難しいものもあります。
今回はリスニングセクションのPart 1に関して攻略法といいますかここを気を付けていこうというようなことを少しお話しできればと思います。
外資系企業をはじめどちらかへ就職や転職するとき、英語能力の証明としてTOEICのスコアを提出することがあると思います。履歴書に良いスコアが記載されていれば企業の採用担当者はまず目を止めることでしょう。
日本では多くの人が勉強し受験するTOEIC。TOEICのスコアが高ければあなたの未来がさらに広がるかもしれません。
TOEICはどうやって勉強していけばよいのかさっぱりの人も多いと思います。以前、私は頼まれてTOEICの攻略など教えたことがありました。
このブログでもTOEICに関してお役に立つような情報をお伝えできましたら幸いです。
まずはTOEICとは何か?という大きなところから始めていきだんだんと深いポイントへ移行できればと思います。
以前にもお伝えしましたがまずは触れること。TOEICに関しても同様にまずは触れてみてはいかがでしょうか?
以前私が受験したスコアも載せおきます。

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過去のTOEFLテスト形式についての記事
過去のPBT、CBTと現行TOEFL iBTとのスコア換算に関する記事
TOEFL iBT対策の教材に関する記事
TOEICの概要、出願、テスト形式などの記事
【写真描写問題】 Listening Section Part 1は写真を見て推測してからリスニング 【人が1人で写っている問題】
TOEICのリスニングセクションPart 1は写真を見ながら聞こえてくる内容に一致するものを選ぶ形式になります。
ここでありがたいのは写真があることでそれ以降のセクションのようにただリスニングのみの出題形式より得点しやすいことです。
このセクションは問題が6問出題されます。ここで5問はしっかり取れるよう頑張っていきましょう。決して難しい話ではありません。
印象としては簡単な問題はすぐに答えがわかりますし、6問中2問くらい出る可能性のある難しいものでも二択までは絞れるはずです。
人が1人写っている場合(何も作業をしていない)
人が1人で写っている場合はその人が何をしているか瞬時に理解してください。
私が問題を解く際のステップとしては以下のような流れになります。
- 明らかに作業などをしているわけでなくただ1人で何もしないで立っているだけ
- 立っている人の周辺を見る。写っているものは何ですか?その景色が答えのカギになりますし引っかけにもなります。
- 正解としてきそうなものは例として「彼女は立っている」「彼女はどうしたらよいのかわからない」「彼は信号を待っている」「彼はタクシーを待っている」「彼は綺麗な景色を見ている」などです。
ここで「彼女は立っている」というようなバカバカしいと思うようなものが正解だったりすることがけっこうありますので注意が必要です。
TOEIC初心者の頃は素直に正解にたどりつけるような問題を900点以上を狙うような人が落としたりします。これは下手にいろいろなことを警戒して余計なことを考えすぎてしまうために陥る情けないミスです。
“こんな簡単なのが答えのはずがない”という考えが体に染みついてしまっているのかもしれません。
確かに6問中1問くらいは引っかけ問題が含まれることが多いでしょう。900点以上を狙う人はここで落とすわけにはいかないので気持ちはわかります。
人が1人写っている場合(何か作業をしている)
出題者側(ETS)はだれが見てもすぐにわかる写真を出題用に使います。
何かの作業をしているのあれば私は次のようなステップにより解答いたします。
- どのようなシチュエーション(物がある、動かしている等)で何を使って作業をしているのかなどを見る
- 写っている物と作業との関連を見る(例えばテレビがある場合、テレビを見ているのか、動かそうとしているのか、掃除しているのか、何かを接続しようとしているのか、等)
- 想定される答えは例えば「彼はテレビを見ている」「彼女は木を植えている」「彼は車を運転している」などですが引っかけとして「一台の車がある」というケースもあるので用心する
ここで大切なことはそこに写っているモノと人のしている作業との関連です。
問題は「誰が~をしている」という文を並べてくるケースがほとんどですのでそのモノと人の作業が一致しているものを選ぶようにします。
しかし引っかけ問題には要注意です。例えば作業しているところばかり気になってしまいますが、その人や物の後ろや横などに写っているものを指摘するものが正解だったりすることもあります。
先の「一台の車がある」というようなものです。
じっくり焦らず聞いていれば引っかかることはないようなものも前の問題で迷いギリギリで急いでマークした場合などミスを犯してしまったりします。
前の問題の余韻を引きずることはこの試験ではもっとも良くないことの一つであると私は考えます。
本番で実践するにはなかなか難しいかもしれませんが瞬時に頭を切り替える練習も必要です。
まとめ
TOEICのリスニングセクションPart 1に関して問題を解くうえでのステップといいますが注意点を書いてみました。
Part 1は写真を見てそれに対して問題文が聞こえてくるので解きやすい部類の問題になると思います。
ほとんどの問題は素直にストレートに解答すればよいのですが6問中1問くらい引っかけ問題も含めて出題されます。
TOEIC900点以上を狙う人以外は6問中5問できればOKというスタンスで試験に入っていけばその後のセクションにもスムースに入っていけると思います。
自分で瞬時に行っていくステップを作り上げることができれば時間内に無理なく解答までたどり着けると思います。
TOEIC関連に関しましてまだまだ続きます。