助動詞 英文法

英文法 助動詞 可能性・推量の can / may 目標達成へ【高校大学受験・TOEFL・TOEIC・IELTS・英検】

英文法 助動詞 可能性・推量の can / may 目標達成へ【高校大学受験・TOEFL・TOEIC・IELTS・英検】

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英文法 完全理解 初級~中級編

 

※英文に接する際に気にかけてほしい重要ポイントを中心に解説しています※

今回の文法

  • 「可能性・推量」の can / could  / may / might
  • 確信の度合いに違い
  • can / could + 動詞原形
  • may / might + 動詞原形

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「可能性・推量」の can / could 確信度は80%から70%【英語力を向上させるポイント】

以前に「can ~」と「could ~」の「能力・許可・依頼」に関して触れたと思います。

先の「能力・許可・依頼」に関しては良く皆さんがご存知の「~できる」という意味合いが強く馴染みのある用法だと思います。

今回お伝えする「可能性・推量」の「can ~」と「could ~」、次に触れる「may ~」、「might ~」は仮定法の理解する上でものすごく重要度が高いものになります。

「可能性・推量」を表すときの「can ~」と「could ~」は意味上では「~かもしれない」と考えます。

以前の「能力」のケースでは「~できる」と具体的に言えることができましたがそのようにはいきません。

「訳す」というところに重きを置かずに「~はありうる」「~かもしれない」という「可能性・推量」の感覚を理解できれば難しくはありません。

「~はありうる」「~かもしれない」など確信の度合いとしては「can ~」は80%くらい、「could ~」は70%くらいで考えるようにしてみてください。

  • Bob can be Susan's boyfriend. ボブはスーザンの彼氏になれるだろう(なることはありうる)。← 「~になる」ではなくて80%くらいの確信度で「~はありうる」と考える
  • A guy next to my father could be Jiro`s brother. 私の父の隣の男性はジロウのお兄さんだろう。 ← 100%の確信は無いものの70%程度の可能性があるので「お兄さんだろう」と表現している

1つ目の「can ~」と「could ~」の違いは多少「can ~」の方が可能性が高いというだけで「can ~」と「could ~」は共に100%の確信度ではないが50%より高い70%から80%あたりと理解してください。

疑問文でも70%から80%の可能性 → 「けっこう強い疑い」になる

 肯定文と同様に疑問文でも「can ~」「could ~」は100%を完全に疑っている状態とすると70%から80%の疑いを掛けます。

言い換えれば「そうじゃないだろう?」「そんなことあるか?」といった感じでしょうか。

  • Can your boyfriend make you happy? 彼氏はあなたを幸せにしてくれるの? ← 疑りの度合いが80%程度になるので意味合いとしては「彼はあなたを幸せにはしてくれないでしょ?」と言い換えることができる

強い疑問を含んでいるという事で一見すると複雑そうに見えますが「文を訳す」ということにとらわれないであくまで「可能性・推量」の%を考えると理解しやすくなると思います。

may と might は「可能性・推量」の度合いが50%から25%程度【英語力を向上させるポイント】

「may ~」と「might ~」は「can ~」「could ~」と同様に考えていきます。

この2つに関しては「可能性・推量」の確信の度合いを「may ~」では50%程度、「might ~」は25%程度と考えると理解しやすくなると思います。

意味合いとしては「may ~」は「~かもしれない」、「might ~」は「ひょっとしたら~かもしれない」というところでしょうか。

  • You may know this famous song. あなたはこの有名な曲を知っているかもしれない。 ← 可能性は50%程度と考えるので「知っているかもしれない」「知らないかもしれない」のどちらにもできる
  • He might pass the university entrance examination. 彼はひょっとしたら大学受験で合格するかもしれない ← 可能性は25%程度なので「ひょっとしたら~」ということで低い

何度も同じように説明いたしますが基本的には訳そうとはせずに感覚でとらえるようにすることで理解しやすくなると思いますし後々にも体に染みつくと思います。

よく会話で「may be ~」「そうかもね」という表現や「might be ~」「いや、おそらくないだろう」と使います。

日本語でも日常の会話では断定の表現をするよりも可能性やその程度を表して表現することが多いと思います。

英語では助動詞を使いながら程度に関して表現していきます。

まとめ

今回は「can ~」「could ~」「may ~」「might ~」に関して触れてみました。

用法としては「可能性・推量」になり意味としては「~はありえる」「~だろう」「~かもしれない」「ひょっとしたら~かもしれない」となります。

「可能性・推量」の用法を理解するには訳そうとせずに感覚で確信の度合いをつかむ方が良いと思います。

可能性の程度の問題なので「can ~」は「~できる」、「could ~」は「~できた(過去)」と訳す「能力」とはまるで違うものになりますので別物として考えても良いかもしれません。

今回はここまでに致します。


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TAKA-KIKOH

ゴールドマン・サックス証券などこれまで長年にわたり外資系金融機関(証券)での業務に従事してまいりました。米国MBA。英語ではTOEFL607点、TOEIC950点など。趣味は筋トレ、釣り、ゴルフ。

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