助動詞 英文法

英文法 助動詞 may / might 目標達成へ【高校大学受験・TOEFL・TOEIC・IELTS・英検】

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英文法 完全理解 初級~中級編

 

※英文に接する際に気にかけてほしい重要ポイントを中心に解説しています※

今回の文法

  • may well / might as well
  • 「許可」の may
  • may well + 原形動詞
  • might as well + 原形動詞

今回は助動詞の過去の非難・後悔を表す「should have 過去分詞(PP)」、「ought to have 過去分詞(PP)」、「need not (needn't) have 過去分詞(PP)」に関して触れてみたいと思います。

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以前私が受験したスコアも載せおきます。

TOEICスコア 900点以上【TOEIC 950点ホルダーが教える効率的な学習法】

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「may well 原形動詞」【英語力を向上させるポイント】

これまで何度となく登場しました助動詞の「may ~」ですが基本的な意味は「~かもしれない」と推測をするも確信が持てずにどっちとも取れるというある意味で汎用性のある助動詞になります。

「might ~」はどうなるかというと「may ~」よりさらに推測の確信度が低く「ひょっとしたら~かもしれない」とほとんど「無い」に近い助動詞になります。

ただこの「may ~」「might ~」に「well」を付けると意味合いが変わってきます。

「may well 原形動詞」は意味合いとして「~するのはもっともだ」という表現になります。

「might well 原形動詞」も「may well 原形動詞」と同じ使用方法になり意味も同じになります。

例文を見てみます。

  • You may well seem happy with your new job. あなたが新しい仕事に満足しているように見えるのはもっともだ。 ← 「~するのはもっともだ」という表現になる
  • She might well be disgusted with her son. 彼女が彼女の息子に呆れてしまうのももっともなことだ。 ← 「well」を入れると「may ~」とはまるで違う

「well」が入っていない「may ~」の場合だと1つ目の文は「あなたは新しい仕事に満足しているように見えるかもしれない」となり、もう1つの文では「彼女は彼女の息子に呆れてしまうかもしれない」となり文章の意味がまるで違うものになります。

「might as well 原形動詞」

先の「may well 動詞原形」「might well 動詞原形」とはまた意味が異なってくるのが「might as well 原形動詞」になります。

この「as well」というのは「~したほうがよい」という意味を持ちます。

  • It would be as well to go home. 家に帰った方が良いだろう。 ← 「~した方が良い」という表現になる。

この「as well」を「might」に加えることで意味合いは「~した方が良い」となります。

ここでポイントは「~した方が良い」という前に「本当はそうしたくはないだろうが仕方がない」というニュアンスを含んでいることです。

例文を見てみます。

  • She might as well sell her lovely collection of classic records. 彼女は(本当はそうしたくないだろうが)彼女の愛するクラシックレコードを売った方がいい。 ← 「本当はそうしたくない」という表現が含まれての「~した方が良い」となる

なかなかに深い意味合いを持つ「might as well 原形動詞」になりますがもし文章で出てくることがありましたら意味合いを思い出していただけたらより深く心情などを理解することができると思います。

「許可」の may

「許可」を表す助動詞は「can ~」「could ~」あたりを以前触れたと思います。

「Could ~?」という表現は「Can ~?」より丁寧な表現になるので上司や目上の人にも使用できるということお伝えいたしました。

今回の「May ~?」も許可を求める表現になりますがとても畏(かしこ)まった表現になり、意味は「~してもよろしいですか?」となります。

基本的に相手に許可を求めるので「May I ~?」と自分が相手に対して使用するものになります。

  • May I take a break for a while? しばらく休憩してもよろしいでしょうか? ← とても畏まった言い方になる

質問するというよりも許可を貰う要素の方が強いために言い方としては堅苦しく畏まった表現になります。

否定形「may not ~」は不許可の意味になる

否定文の「may not ~」は「~してはいけない」不許可の意味になる。

ただし「禁止」を表す「must not ~」ほど強いものではなくあくまで不許可になります。

  • You may not enter this room without wearing shoes. 靴を履いていなければこの部屋に入ってはいけない。 ← 禁止までは行かないが不許可の「~してはいけない」

まとめ

今回は助動詞の「may well 原形動詞」「might well 原形動詞」、「might as well 原形動詞」、「許可の may」のケースに関して触れてみました。

「may well 原形動詞」「might well 原形動詞」は「~するのはもっともだ」という意味になり「may ~」の「~かもしれない」とは意味が随分違うものになります。

「might as well 原形動詞」は「as well」が「~した方が良い」という意味になりますがここには「本当はそうしたくはないだろうが仕方がない」という意味が含まれている点を覚えておいていただければと思います。

「許可」の「May ~?」は「~してもよろしいですか?」と相手に対して許可も求める表現になります。畏まった堅苦しい言い方になります。

「may not ~」は不許可の意味になり「~してはいけない」となります。「禁止」の「must not ~」よりは弱い表現になります。

今回はここまでに致します。


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TAKA-KIKOH

ゴールドマン・サックス証券などこれまで長年にわたり外資系金融機関(証券)での業務に従事してまいりました。米国MBA。英語ではTOEFL607点、TOEIC950点など。趣味は筋トレ、釣り、ゴルフ。

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