不定詞 英文法

英文法 不定詞 他動詞+目的語+to不定詞 目標達成へ【高校大学受験・TOEFL・TOEIC・IELTS・英検】

英文法 不定詞 他動詞+目的語+to不定詞 目標達成へ【高校大学受験・TOEFL・TOEIC・IELTS・英検】

< 高校・大学受験、TOEIC、TOEFL、英検などの各種試験対策のために >

< 外資系企業などで仕事をするために総合的な英語力を養うために >

< 「読む」だけでなく「解く力」「書く力」も身につけたい方に >

 

英文法 完全理解 初級~中級編

 

※英文に接する際に気にかけてほしい重要ポイントを中心に解説しています※

今回の文法

  • 主語 + 他動詞 + 目的語 + to 不定詞

今回は不定詞の「主語+他動詞+目的語+to 不定詞」に関して触れてみたいと思います。

前回は不定詞の副詞的用法の中で「判断」「結果」に関して触れました。

「判断」は文全体に対して不定詞句が修飾するケースがあり不定詞句の直前が名詞であったりすると「名詞的用法」との区別がわかりにくいこともありました。これは主文(特に主語)に対して不定詞句が判断の理由(根拠)を説明していることで確認ができました。

「結果」に関しては主文が過去に起こったことに関して文が完結し、それに続く不定詞句はその結果を受けてどうかったか?ということを説明しています。前の主文とのつながりを見ることで不定詞句の用法がわかると思います。

これまで紹介した全ての英文法の記事

英文法 全集はコチラ

※とことん学習してみよう


以前私が受験したスコアも載せおきます。

TOEICスコア 900点以上【TOEIC 950点ホルダーが教える効率的な学習法】

過去のPBT、CBTと現行TOEFL iBTとのスコア換算に関する記事

TOEICの概要、出願、テスト形式などの記事

不定詞 「他動詞+目的語の後にto不定詞」【英語力を向上させるポイント】

今回は主文(第3文型)の後に「to 不定詞」が続くケースを見てみます。

構文は「主語(S)+ 他動詞(V)+ 目的語(O)+ to 不定詞」という形になり目的語(O)が不定詞の意味上の主語になるケースが多いので触れてみます。

基本的には「他動詞(V)」の後の目的語(O)が人や代名詞になるケースがほとんどになります。

「目的語(O)に~するように他動詞(V)する」

目的語(O)が意味上の主語になるケースの一つ目を見てみましょう。

「目的語(O)」に「to 不定詞」するようにと「他動詞(V)」する」”といった感じで訳されることが多いです。

それでは例文を見てみます。

  • Your father told us to take care of our parents well. あなたのお父さんが私たちに親の面倒をよく見るようにと言った。 ← 主文の主語(S)は「あなたのお父さん」だが不定詞の意味上の主語は「私たち」となる

ここでは主文の主語(S)は「Your father」になり「動詞(V)」は「told」になります。

不定詞句に突入する前にある「us」を意味上の主語にすることで文章が以下のように出来上がります。

  • We take care of our parents well. 私たちは親の面倒をよく見ます。

以上のような形が「主語(S) + 動詞(V) + 目的語(O) + to 不定詞」の構文になります。

同様に「目的語(O)に~するように動詞(V)」という流れになる動詞を以下に並べてみます。

  • tell (~するように言う)
  • advise (~するように忠告する)
  • ask (~するように頼む)
  • remind (~することを気付かせる)
  • warn (~するように警告する)

「目的語(O)に~してもらいたい」

コンドは「目的語(O)に~してもらいたい/してほしい」のケースになります。

基本的に多く使用される後は「want」です。いろいろな場面で数多く見ることができる構文になります。

  • I want you to send this material document to ABC company. わたしはあなたにこの大切な書類をABCカンパニーまで届けてもらいたい。 ← 不定詞の意味上の主語は「あなた」になりしてもらいたい内容は「この大切な書類をABCカンパニーまで届ける」になる

この「I want you to 不定詞」の流れは本当に良く使用されるものですので是非とも覚えておいていただければと思います。

「目的語(O)に~させる」

今度は「目的語(O)に~させる」に関して見てみます。

  • The teacher forced us to submit so many assignments. 教師は私たちに大変多くの宿題を提出させることを強いた。 ← 「目的語(O)に~させる > 私たちに大変多くの宿題を提出させた」となる

このように「目的語(O)に~させる」の形を作る動詞は以下になります

  • force (~することを強いる)
  • permit (~するのを許可する)
  • enable (~することを可能にする)
  • allow  (~するのを許可する)
  • compel (~するのを強いる)

まとめ

今回は不定詞の「主語+他動詞+目的語+ to不定詞」の構文にに関して触れてみました。

目的語が人や代名詞のケースがほとんどになり、そして意味上の主語になり不定詞句に続いていきます。

意味としては動詞によって変わりますが「目的語(O)に~するように他動詞(V)する」、「目的語(O)に~してほしい」、そして「目的語(O)に~させる」といった形になるものがありました。

目的語が意味上の主語として文が通じるか文を見てみて判別していただけたらと思います。

今回はここまでに致します。


  • この記事を書いた人
  • 最新記事

TAKA-KIKOH

ゴールドマン・サックス証券などこれまで長年にわたり外資系金融機関(証券)での業務に従事してまいりました。米国MBA。英語ではTOEFL607点、TOEIC950点など。趣味は筋トレ、釣り、ゴルフ。

-不定詞, 英文法
-

© 2023 TAKA KIKOHの情報局 Powered by AFFINGER5