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※英文に接する際に気にかけてほしい重要ポイントを中心に解説しています※
今回の文法
- 疑問詞 + to 不定詞
- how to
- who to
- what to
- where to
- when to
今回は不定詞の「疑問詞 + to 不定詞」に関して触れてみたいと思います。
前回は馴染みのある不定詞の用法である「so as to 不定詞」「in order to 不定詞」に関してお話をさせていただきました。
「so as to 不定詞」も「in order to 不定詞も」共に同じ使い方、意味は「~のために」と「目的」を表すものになりますのでどちらを使用しても構いません。
否定形も「so as not to 不定詞」「in order not to 不定詞」のかたちになり意味は「~しないために」とこれも「目的」を不定詞句で説明する内容となっております。
以前私が受験したスコアも載せおきます。

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不定詞 「疑問詞 to 不定詞」【英語力を向上させるポイント】
今回は不定詞の中で「疑問詞 + to 不定詞」の構文に関して触れてみたいと思います。
疑問詞という事で思い浮かべるのは「5W1H」ですね。この「5W1H」の中で「why」以外の4つを使用して不定詞句を作ることができます。
基本t期には「疑問詞 + to 不定詞」の不定詞句は主文の動詞(V)の目的語(O)になるケースがほとんどになります。
それではそえぞれの用法を見てまいります。
how to 不定詞
この「how to 不定詞」に関しては皆さん馴染みのある方が多いかと思います。
意味としては「どのように~するのか」というものになります。
例文を見てみます。
- She understood how to proceed this transaction. 彼女はどうやってこの業務を処理するか理解した。 ← 「どうやってこの業務を処理するか」が主文の動詞(V)の目的語になっている
主文の動詞(V)が「understood」ですので「how to 不定詞」の不定詞句の内容である「どうやって業務を処理するか > 処理する方法」をそのその目的語(O)としている。
「how to 不定詞」の不定詞句すべてが直接目的語になっている点を気に留めておいていただければと思います。
who to 不定詞
「who to 不定詞」のケースを見てみます。
このケースでは意味合いが「誰を~すべきか」「誰を~できるのか」というものになります。
それでは例文を見てみます。
- The members of the committee are still considering who to appoint professor among candidates. その委員会のメンバーは候補者の中で誰を教授にするべきかまだ考えている。 ← 「who to 不定詞」以下の不定詞句が目的語になっている
このケースでは主文の動詞(V)である「consider」の直接目的語として「who to 不定詞」以下の不定詞句に掛かっています。
「誰を~するべきか」という「~すべき」といった意味合いが含まれていることに注目していただければと思います。
what to 不定詞
「what to 不定詞」も同様に主文の動詞(V)の直接目的語(O)になることが特徴です。
意味は「何を~するのか」「何を~すればよいのか」といった感じになります。
例文を見てみます。
- We totally do not know what we have to do in this period. 私たちはこの期間に何をするべきなのかまったくわかならい。 ← 「何をこの期間にするべきなのか」が主文の動詞(V)の直接目的語になっている
基本的に他の疑問詞と同じ構成になっています。
where to 不定詞
「where to 不定詞」も他の疑問詞と同じで主文の動詞(V)の目的語(O)になります。
意味は「どこで~するのか」というものになります。
例文を見てみます。
- He explained where to register as a certified public accountant. 彼はどこで公認会計士の登録をするのか説明してくれた。 ← 「where to 不定詞」以下が動詞(V)の目的語になっている
when to 不定詞
「when to 不定詞」に関しても他の疑問詞と同じ構成になります。
意味は「いつ~するのか」になります。
- She told us when to finish this project. 彼女はいつこのプロジェクトが終わらせるのか私たちに伝えた。 ← このケースではSVOOの第四文型になっていますがOOの目的語2つは共に「told」に掛かっています
まとめ
今回は不定詞で頻出の構文である「疑問詞 to 不定詞」に関して触れてみました。
基本的には「疑問詞 + to 不定詞」の不定詞句が主文の動詞(V)の目的語(O)になるという点が共通しているので疑問詞を変えることで様々なかたちの文を作ることができると思います。
汎用性の高い構文になりますので是非とも覚えておいていただければと思います。
今回はここまでに致します。