比較 英文法

英文法 比較 比較級「差の大きさを表す」 目標達成へ【高校大学受験・TOEFL・TOEIC・IELTS・英検】

英文法 比較 比較級「差の大きさを表す」 目標達成へ【高校大学受験・TOEFL・TOEIC・IELTS・英検】

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英文法 完全理解 初級~中級編

 

※英文に接する際に気にかけてほしい重要ポイントを中心に解説しています※

今回の文法

  • 比較 比較級「差の大きさを表す」
  • much (far) 比較級 than
  • a little (a bit) 比較級 than
  • many 比較級 than
  • 数値 + 比較級 than

 

今回は比較 比較級「差の大きさを表す」に関して触れてみたいと思います。

前回は比較 比較級「not 比較級 than」に関してお話をさせて頂きました

(記事はこちら

「not」が入るので単に通常の比較級の打消しのというわけにならないのがポイントになります。

意味合いとしては「同等、もしくはそれよりも上(もしくは下)」となり比較対象の関係が「A ≦ B」の関係になるので注意が必要です。

前回はそんな話をさせて頂きました。

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※とことん学習してみよう


以前私が受験したスコアも載せおきます。

TOEICスコア 900点以上【TOEIC 950点ホルダーが教える効率的な学習法】

過去のPBT、CBTと現行TOEFL iBTとのスコア換算に関する記事

TOEICの概要、出願、テスト形式などの記事


比較 比較級「much (far) 比較級 than」【英語力を向上させるポイント】

今回は比較級の差の程度を表す表現方法を何点かお伝えできればと思います。

まずは差の程度が大きいものに関して触れてみたいと思います。

構文は「A 動詞(V) much (far) 比較級 than B」になり意味は「AはBよりもかなり(はるかに)~だ」となります

比較級の前に「much (far)」を入れることで差の程度の度合いを大きくつけることができます。

「はるかに」「かなり」「ずっと」といった差のある表現方法をする時に使用します。

それでは例文を見てみます。

  • Country A is much (far) larger than Country B. A国はB国よりはるかに大きい。← 差の程度が大きいので「much (far)」を比較級の前に置く

基本的には「much」「far」のどちらを使用しても構いませんが私の経験では一般的には「much」を使用します。

しかし試験などの対策としては「far」も同じ意味になる事覚えておいていただければと思います。

「a little (a bit) 比較級 than」

今度は2つの比較対象の差が小さい時の表現になります。

構文は「A 動詞(V) a little (a bit) 比較級 than B」になり意味は「AはBよりも少しだけ~だ」となります

2つの比較対象の差が少ない場合に使用するのが「a little」「a bit」になります。

ここで注意するのが「a little」の「a」を抜かないようにしてください。

これは後ほど取り上げるものでもありますが「little」になってしまうと「ほとんど~ない=無い」という否定の要素が強くなってしまうからです。

「a little」にすることで少しの差があるという表現ができますので覚えておいていただければと思います。

それでは例文を見てみます。

  • His record time is a little (a bit) faster than mine. 彼の記録タイムは私のものより少しだけ速かった。 ← 程度の差は少しだけということで「a little (a bit)」を置く

例文では「タイムの差」が少ししかないということで表現しています。

差はあるのですが程度が少しということで使用される「a little」「a bit」でした。

「many 比較級 than」

今度は「many」を使うケースです。

「many」を使用するケースは比較するものが数に関するものになります。

構文はほぼ決まっていて以下のようになります。

構文は「A 動詞(V) many more 名詞の複数形 than B」になり意味は「AはBよりもはるかに多く~だ」となります

「many」を使用する際には「名詞の複数形」とセットで覚えていただければと思います。

「数」に関しての比較になりますので「~の方がはるかに多い」というふうになります。

例文を見てみます。

  • Library A has many more books than Library B. 図書館Aは図書館Bよりはるかに多くの本がある。 ← 比較するものが「本の数」になるので「many」を使用する

「数値 + 比較級 than」

最後に比較対象である2つの差を数値で表現するケースに関して触れてみたいと思います。

具体的な数値を入れることでその差を明確に表現することができます。

構文は「A 動詞(V) 数値 + 比較級 than B」になり意味は「AはBよりも数値分~だ」となります

例文を見てみます。

  • Many is ten yeas older than Susan. メアリーはスーザンより10歳年上だ。 ← 具体的な差である「ten years」を入れることで明確にする

差の程度を明確にできるという点で使い勝手の良い用法になりますので是非とも覚えておいていただければと思います。

まとめ

今回は比較の比較級「差の大きさを表す」の用法に関して触れてみました。

差の大きさが大きい「much (far)」、小さい「a little (a bit)」に触れました。

そして複数形の名詞を伴う「many」や差を具体的に表現するために数値を入れる用法など説明いたしました。

どれもが比較級の前に置くことによって表現方法を変えることができるので便利なモノばかりです。

今回はここまでに致します。


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TAKA-KIKOH

ゴールドマン・サックス証券などこれまで長年にわたり外資系金融機関(証券)での業務に従事してまいりました。米国MBA。英語ではTOEFL607点、TOEIC950点など。趣味は筋トレ、釣り、ゴルフ。

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