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英文法 比較 原級「数量の多さの表現」目標達成へ【高校大学受験・TOEFL・TOEIC・IELTS・英検】

英文法 比較 原級「数量の多さの表現」目標達成へ【高校大学受験・TOEFL・TOEIC・IELTS・英検】

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英文法 完全理解 初級~中級編

 

※英文に接する際に気にかけてほしい重要ポイントを中心に解説しています※

今回の文法

  • 比較 原級「数量の多さの表現」
  • 「as many as」「as much as」
  • 「as many ~」「as much ~」

 

今回は比較 原級「数量の多さの表現」に関して触れてみたいと思います。

前回は比較 原級「not so much A as B」に関してお話をさせて頂きました

(記事はこちら

同じようなものがあり「どちらかと言えば」という考え方で「AではなくBである」ことを伝えたいときに使用する用法になります。

同じ意味合いになる「rather B than A」「B rather than A」もありますがこちらは強調したい「B」が先に来ますので順番に注意が必要です。

前回はそんな話をさせて頂きました。

これまで紹介した全ての英文法の記事

英文法 全集はコチラ

※とことん学習してみよう


以前私が受験したスコアも載せおきます。

TOEICスコア 900点以上【TOEIC 950点ホルダーが教える効率的な学習法】

過去のPBT、CBTと現行TOEFL iBTとのスコア換算に関する記事

TOEICの概要、出願、テスト形式などの記事


比較 原級「as many as 数の名詞」「as much as 量の名詞」【英語力を向上させるポイント】

前回より比較の様々な表現に関して触れております。

今回は数量の多さを表現する「as many as」「as much as」に関して話をしてみたいと思います。

以前にも触れたとこがありますが「many」も「much」も「たくさんの」と同じような意味になりますが用法に違いがあります。

「many」を取るのは「数えられるもの」になり、「much」を取るものは「数えられないもの」になります。

これは日本語表現ではなく英語表現で「数えられる、数えられない」というところになるのがポイントです。

例えば本は数えることができます。空気は数えることができません。ですので「本=many」「空気=much」を使うことになります。

英語では「money(お金)」「furniture(家具)」などは「数えられないもと」として考えられます。

日本語的には数えられそうな気がしますが英語ではそのようになっております。

このような日本語では数えられそうなものなのに「英語では数えられないもの」には注意が必要です。

それでは構文と意味は以下になります。

構文は「as many as 数えられる名詞」「as much as 数えられない名詞」となり意味は「~もの」という意味になります

「数ではmany」「量ではmuch」と覚えてください。

それでは例文を見てみます。

  • I bought as many as one hundred books for taking the exam. あの試験を受けるために100冊もの本を購入した。 ← 「book=数えられる」のでmanyを使用する
  • She saved as much as a thousand dollars every month. 彼女は毎月千ドルも貯金した。 ← お金に関わることなので「数えられないもの=much」を使用する

おそらく「many」の使い方に関して疑問を持つ人はあまりいないかと思いますが「much」はいまいち納得のいかない人もいるかと思います。

例文でも「a thousand dollars」と「dollars」が複数じゃないのか??というご意見が飛び出してきそうなのですが「お金=数えられないもの」という英語の考え方があるのでこればかりは慣れていただくしかありません。

「お金=数えられないもの」と疑問を持たずに記憶していただければと思います。

「as many ~:それと同数の」「as much ~:それと同量の」

「as many ~」「as much ~」という表現があります。

先に出てきた「as many as」「as much as」と似ているのですが別物になりますのでこちらも気にかけていただければと思います。

「as many ~」は「それと同数の」、「as much ~ 」「それと同量の」を意味します

この表現方法は面白く、そして便利なものになります。

この「as many ~」「as much ~」の前に出てきた数を受けてそれと同数、同量という表現をします。

例えば文の前の方で「3回」という表現があったとします。そこで「as many times」とあれば3回という意味になります。

ここでポイントになるのが前が例えば「3回乗った」とあり、後ろで「3日掛かった」という場合も「as many three days」とできるところです。

ポイントは「数が一緒になる」というところです。数さえ合っていればそれが「3回」だろうが「3日」「3本」「3枚」と数えられるものであれば何でもいいのです。

例文を見てみたいと思います。

  • I met three people here in as many days. 私は3日間で3人の人に会った。 ← ポイントは数であり「3」です
  • He wanted  three gallon water and as much gasoline. 彼は3ガロンの水とそれと同量のガソリンを欲しがった。 ← 「数えられないもの=much」を使用する

同じ数の、同じ量のという表現をする際に使用される用法になります。

頭の片隅にでも置いておいていただければと思います。

まとめ

今回は「数量の多さの表現」として「as many as 」「as much as」の用法に関して触れてみました。

ポイントは「数えられるもの=many」「数えられないもの=much」の組み合わせを覚えることになります。

似ているようですが意味の違う「as many ~」「as much ~」に関しては前に出てきた数を踏襲して後の数字も引き継ぐというところがポイントになります。

今回はここまでに致します。


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TAKA-KIKOH

ゴールドマン・サックス証券などこれまで長年にわたり外資系金融機関(証券)での業務に従事してまいりました。米国MBA。英語ではTOEFL607点、TOEIC950点など。趣味は筋トレ、釣り、ゴルフ。

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