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※英文に接する際に気にかけてほしい重要ポイントを中心に解説しています※
今回の文法
- 比較 比較級「the 比較級 of the two」
- 比較 最上級「the 最上級 of the three」
今回は比較 比較級「the 比較級 of the two」」に関して触れてみたいと思います。
前回は比較 比較級「比較級 and 比較級」に関してお話をさせて頂きました
(記事はこちら)
程度が増長されていくような「ますます~になる」という表現方法で使用するもので形容詞、副詞を扱うように使い勝手の良い便利なものになります。
増長されていくだけでなく縮小していくような「less and less」のような表現方法もありますので併せておさえる必要があると思います。
前回はそんな話をさせて頂きました。
以前私が受験したスコアも載せおきます。

TOEFL iBTの各セクションについての記事
過去のTOEFLテスト形式についての記事
過去のPBT、CBTと現行TOEFL iBTとのスコア換算に関する記事
TOEFL iBT対策の教材に関する記事
TOEICの概要、出願、テスト形式などの記事
比較 比較級「the 比較級 of the two」【英語力を向上させるポイント】
これまで比較の様々な表現に関して触れております。
今回は比較級の表現方法の1つで「the 比較級 of the two」に関して触れてみたいと思います。
以前より出てきておりますが比較級というのは2つ(2人)を比較対象として比べることが大切なポイントになります。
その点をおさえておけば今回の用法はそのままであり難しいものでもありません。
それでは構文と意味は以下になります。
構文は「the 比較級 of the two 名詞」となり意味は「二つのうちでより~な方」という意味になります
あくまで「2つ(2人)のうちの」ということしつこいようですが覚えておいていただければと思います。
それでは例文を見てみます。
- I think you had better wear the brighter of the two shirts. 私はあなたは2枚のシャツのうち鮮やかな色合いの方を着た方が良いと思います。 ← 2枚のシャツの「鮮やかな色合いの方=brighter」
- You obtained the cheaper of the two watches. あなたは二つの腕時計のうち安い方を手に入れた。 ← 「the cheaper = 安い方」
比較級の前に「the」が付くのは二つのうちの一つなので冠詞の「the」が付く形になっています。一つ目の例題で言えば「the shirt」になります。
比較 最上級「the 最上級 of the three(or more)」
先の文では比較級という事で「二つのうち」という表現になりましたが3つ(3人)以上ではどうなるのか?
そうです、3つ以上という事は最上級になります。
ということで最上級に関しても少し触れてきたいと思います。
構文と意味は以下になります。
構文は「the 最上級 of the three( or more)」となり意味は「3つ(3人)のうちでもっとも~な方」という意味になります
構文の「(or more)」となっているのは3以上の数という意味になります。4つでも10個でも100個でも構いません。
「何個のうちの最も~な方」という捉え方で構わないと思います。
それでは例文を見てみます。
- I think you had better wear the brightest of the ten shirts. 私はあなたは10枚のシャツのうちもっとも鮮やかな色合いのものを着た方が良いと思います。 ← 10枚のシャツ中で最も鮮やかなシャツ =brightest」
先の比較級の文章では「2枚のシャツのうち」でしたが最上級の例題では「10枚のシャツのうち(the ten shirts)」となっています。
まとめ
今回は比較の「the 比較級 of the two」の用法に関して触れてみました。
比較級は2つの比較対象を比べる表現方法になりますので「the 比較級 of the two」の用法は比較的容易に理解できるかと思います。
最上級に関しても触れましたが比較対象が3つ(3人)以上になった時に使用するものでこれも違いに注意が必要です。
今回はここまでに致します。