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英文法 複合関係代名詞「whoever」目標達成へ【高校大学受験・TOEFL・TOEIC・IELTS・英検】

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英文法 完全理解 初級~中級編

 

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今回の文法

  • 複合関係代名詞「whoever」

今回は複合関係代名詞「whoever」に関して触れてみたいと思います。

前回は関係副詞「how」に関してお話をさせて頂きました

(記事はこちら

関係副詞の「how」は「where」や「when」のように「前置詞+関係代名詞」との互換性があります。

先行詞である「the way」を意識することで文の成り立ちを理解するポイントになるかと思います。

前回はそんな話をさせて頂きました。

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複合関係代名詞「whoever」【英語力を向上させるポイント】

前回までは関係副詞に関して触れてまいりました。関係副詞は副詞と同じような役割を果たす用法になります。

今回は複合関係詞に関して話を進めていきたいと思います。

複合関係詞とは関係代名詞・関係副詞に「~ever」を付けたものになります。

複合関係詞は複合関係代名詞(whoever, whichever, whatever)と複合関係副詞(whenever, wherever)に分かれます。

今回はまずは複合関係代名詞の「whoever」に関してお話をさせていただきます。

複合関係代名詞「whoever」は名詞と同じ役割を果たす

複合関係代名詞のポイントは複合関係代名詞以下の節は名詞と同じ役割を果たす「名詞節」を作るところになります。

「名詞節(名詞と同じ役割を果たす)」になるということは主語、目的語などになれるという事になります。

「whoever」のポイントになります。

複合関係代名詞の「whoever」が作る節は名詞と同じ役割を果たし、「~するひとは誰でも」という意味合いになる

「whoever」が「~する人は誰でも」ということで先行詞は「anyone(誰でも)」になります。

「anyone」を使った関係代名詞からの流れを見てみたいと思います。

  • The speaker may be anyone. 話し手は誰でも構わない。
  • Anyone is welcome to come here today. どなたでも本日ここに来れる人は歓迎です。

上のような二つの文があったとします。

1つ目を主文に、2つ目の文を関係詞節にしようと思います。

ここでは「anyone」を先行詞にして2つの文をつなげることにします。

関係詞節では「anyone」は主語の役割を果たしているので主格になります。

主格の関係代名詞になりますので「who」を使います。

それでは文を完成させます。

  • The speaker may be anyone who is welcome to come here today. 話し手は本日ここに来て歓迎されるどなたでも構いません。 ← 「anyone」が先行詞、「who」が主格の関係代名詞

ここで出てきました「anyone who」がそのまま「whoever」と書き換えることができます。

  • The speaker may be whoever is welcome to come here today. 話し手は本日ここに来て歓迎されるどなたでも構いません。 ← 「whoever」以下の関係詞節が名詞と同じ役割を果たす

これで複合代名詞「whoever」を使った文が出来上がりました。

「whoever」以下の関係詞節(whoever is welcome to come here today)は名詞節となり名詞と同じ役割を果たします。

簡単に言えば上の関係詞節は「anyone」の1語に置き換えることが可能という事です。

「whoever」は「anyone」が先行詞となる関係代名詞に置き換えられるということ覚えておいていただければと思います。

まとめ

今回は複合関係代名詞「whoever」の用法に関して触れてみました。

複合関係代名詞の「whoever」は「anyone」を先行詞とする関係代名詞に置き換えることができます。

「whoever」以下の関係詞節は名詞と同じ役割を果たす「名詞節」であることも大切なポイントになります。

今回はここまでに致します。


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TAKA-KIKOH

ゴールドマン・サックス証券などこれまで長年にわたり外資系金融機関(証券)での業務に従事してまいりました。米国MBA。英語ではTOEFL607点、TOEIC950点など。趣味は筋トレ、釣り、ゴルフ。

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