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今回の文法
- 関係形容詞「which + 名詞」
今回は関係形容詞「which + 名詞」に関して触れてみたいと思います。
前回は関係形容詞「what + 名詞」に関してお話をさせて頂きました
(記事はこちら)
関係形容詞は関係代名詞の「what」がその後に続く名詞を修飾するので形容詞的な役割を果たします。
「what」と「名詞」の間に形容詞を入れることも可能で書き換えをしても同様です。
前回はそんな話をさせて頂きました。
以前私が受験したスコアになります。

関係形容詞「which + 名詞」【英語力を向上させるポイント】
今回は関係形容詞「which + 名詞」に関して触れてみたいと思います。
これまで複合関係代名詞、複合関係副詞、複合関係詞の譲歩での用法などいろいろお話をさせて頂きました。
今回の関係形容詞というものに実際にはあまりピンとこない方も多いのではないでしょうか。
前回は関係形容詞の「what + 名詞」に関してお話をさせていただきました。
今回の「which + 名詞」はどの様なものなのか見てまいりましょう。
関係形容詞とは?
関係形容詞とは関係代名詞がその直後に置かれる名詞を修飾します。関係形容詞で使える関係形容詞は「what」「which」「whatever」「whichever」などがあります。
関係形容詞「which + 名詞」は直後の名詞を修飾する
関係形容詞では前回の「what」でもそうでしたが直後に名詞が続くのが特徴です。
この名詞を修飾することで独特な表現をすることが可能になります。
正直なところあまり頻繁に見かけるようなものではありません。
しかし受験などでは「重箱の隅」問題を出すのが好きな学校などもあるのでサラッとでいいので「こんなものもある」という程度に覚えておいていただければと思います。
関係形容詞の「which + 名詞」のポイントは以下になります。
関係形容詞「which + 名詞」は直後の名詞を修飾し、「そしてその~は~」という意味合いになる
それでは例文を見てみます。
- He bought a car, which engine we believed with high power. 彼は車を購入したが、そのエンジンは高出力を誇るものだと思った。 ← 「which + 名詞」で「そしてその~は~だ」になる
- You may dislike this food, which nutritional value you better take. あなたはこの食品が嫌いかもしれないが、その栄養価は摂取した方が良い。
1つ目の例題では「engine」に関係代名詞の「which」が掛かるかたちとなっています。「(そして)そのエンジンは、、、」と続くように接続詞のような役割を果たしています。
2つ目の文でも名詞の「nutritional value(栄養価)」を「which」が修飾している形になっています。
まとめ
今回は関係形容詞「which + 名詞」の用法に関して触れてみました。
関係形容詞は関係代名詞の「which」がその後に続く名詞を修飾するので形容詞的な役割を果たします。
「which」と「名詞」の間に形容詞を入れることもできます。
今回はここまでに致します。
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