英文法仮定法「without」目標達成へ【高校大学受験・TOEFL・TOEIC・IELTS・英検】

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英文法完全理解初級～中級編

※英文に接する際に気にかけてほしい重要ポイントを中心に解説しています※

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その１：社員から見た採用面接

今回の文法

今回は仮定法「without」に関して触れてみたいと思います。

前回は仮定法「with」に関してお話をさせて頂きました

（記事はこちら）

仮定法「with」は「if」を使用することなく仮定を表すことができます。

仮定法過去、仮定法過去完了の判別は主文の動詞で判別することができます。

前回はそんな話をさせて頂きました。

これまで紹介した全ての英文法の記事

※とことん学習してみよう

以前私が受験したスコアになります。

仮定法「without」【英語力を向上させるポイント】

今回は仮定法「without」に関して触れていきたいと思います。

これまで仮定を表す方法として「if 節」を使うことで「もし～ならば」という文章を形成してきました。

今回の「without」は各種試験などでも頻繁に出てくるだけでなく、実用的なものになります。

是非ともマスターしていただき様々な場面で使用してみてください。

仮定法は完了形、比較などと同様に苦手意識を持っている方が多い文法になります。

「仮定法は何で現在なのに過去形を使ったりするの？」

「仮定法は would, could, might などを使うけどわけがわからない」

というような疑問を持つ方には是非とも見ていただきたい内容を展開してまいりたいと思います。

それでは仮定法をさらに進めてまいります。

今回お伝えする仮定法「without」は「without」を使った前置詞句を形成し、仮定を表すことになります。

形成する前置詞句では「（もし）～がなければ」「（もし）～なかったら」という内容を表します。

「前置詞句」であっても「～がなければ」「～がなかったら」という現在、過去を判別するのは主文の動詞がカギになります。

大事なポイントは以下になります。

仮定法「without」では「if」を使うことなく仮定法過去、仮定法過去完了を表し「（もし）～なければ、（もし）～がなかったら」という意味の文を形成する

仮定法の「without」は「～がなければ」「～がなかったら」という前置詞句を形成します。

この前置詞句には動詞が無いので現在、過去の判別するには主文の動詞を見ることになります。

主文に「would」などの助動詞を使用することで「仮定法だ！」とすぐに気付くことが大切です。

ポイントとしては

それでは例文を見てみます。

Without your great effort, we would face a very difficult situation on this case.　（もし）あなたのとてつもない努力がなければ、我々はこのケースではとても難しい局面を迎えているだろう。　←　主文の動詞が「would 動詞の原形」＝仮定法過去
Without devoted work by every staff, the firm would have gone into bankruptcy.　（もし）全ての社員の献身的な努力がなかったら、会社は倒産していただろう。　←　主文の動詞が「would have 過去分詞（P.P.）なので過去

1つ目の例文では主文の動詞が「would 動詞の原形」となっているので「without」の前置詞句は「努力がなければ」と現在だと推察できます。

2つ目の文では主文の動詞が「would have 過去分詞（P.P.）」になっています。これにより過去の話だということがわかります。

現在、過去の判別は主文の動詞を見ることがポイントです。