英文法 仮定法「if only」目標達成へ【高校大学受験・TOEFL・TOEIC・IELTS・英検】

今回は仮定法「if only」に関して触れてみたいと思います。

前回は仮定法「if it had not been for」に関してお話をさせて頂きました

（記事はこちら）

仮定法「if it had not been for ～」は過去の事実に反する仮定を表すことができます。

「if」を使用することなく倒置にすることで仮定法過去完了を表現することもできるのがポイントです。

前回はそんな話をさせて頂きました。

以前私が受験したスコアになります。

仮定法「if only」【英語力を向上させるポイント】

今回は仮定法「if only」に関して触れていきたいと思います。

「if only」は基本的には以前に触れました「wish」とよく似たものになります。

仮定法は完了形、比較などと同様に苦手意識を持っている方が多い文法になります。

「仮定法は何で現在なのに過去形を使ったりするの？」

「仮定法は would, could, might などを使うけどわけがわからない」

というような疑問を持つ方には是非とも見ていただきたい内容を展開してまいりたいと思います。

それでは仮定法をさらに進めてまいります。

仮定法「if only」は「～であればなあ、～であったならばなあ」と現実と過去の仮定を表す

今回お伝えする仮定法「if only」は「～であればなあ、～であったならばなあ」という現在と過去の事実に反する仮定（仮定法過去、仮定法過去完了）を表すものになります。

以前お伝えしたこともあるお馴染みの「wish」を使用した仮定法過去、仮定法過去完了と意味は同じになります。

大事なポイントは以下になります。

仮定法「if only」の動詞

仮定法「if only」は「～であればなあ、～であったならばなあ」という意味の文を形成し、仮定法過去、仮定法過去完了を表すことになります。

基本的には仮定法過去では「were」、仮定法過去完了では「had 過去分詞（P.P.）」を使用することになります。

助動詞を使用することはあまりありません。

ポイントとしては

それでは例文を見てみます。

1つ目の例文では動詞に「were」を使用しているので仮定法過去とわかります。

「スーパーマンならばなあ」と現在の事実に反する内容が表されています。よって現在の事実は「私はスーパーマンではない」ということになります。

２つ目の例文では動詞に「had 過去分詞（P.P.）」を使用しているので仮定法過去完了とわかります。

「試験に受かっていたならばなあ」と過去の事実に反する内容が表されています。よって過去の事実は「私は試験に失敗した」ということになります。

倒置により過去の事実に反する仮定を表すこともいろいろなところで見る機会がありますのでこちらも是非とも覚えていただければと思います。

まとめ

今回は仮定法「if only」の用法に関して触れてみました。

仮定法「if only」は現在と過去の事実に反する仮定を表すことができます。

意味合いとしては「I wish」とほぼ同じものになることがポイントです。

今回はここまでに致します。