英文法 否定「few」目標達成へ【高校大学受験・TOEFL・TOEIC・IELTS・英検】

今回は否定「few」に関して触れてみたいと思います。

前回は否定「little」に関してお話をさせて頂きました

（記事はこちら）

否定「little」は形容詞としては不可算名詞を修飾し語否定し、副詞としては主文の動詞を修飾して文全体を否定します。

「not」などの否定語が無くても文全体を否定することができる形容詞、副詞になります。

前回はそんな話をさせて頂きました。

以前私が受験したスコアになります。

否定「few」【英語力を向上させるポイント】

今回は否定「few」に関して触れてみたいと思います。

「few」は形容詞になりますが意味合いより否定語に分類されます。

形容詞として分の一部、もしくは文の全体をそして副詞のとして文全体を否定するというケースがある汎用性の高い語になります。

否定は単にある語を否定するものもあれば文全体を否定するものもあります。

否定する強弱の度合いにも違いが出てきます。

そして部分的に否定するものもあれば全てを否定するような「否定する割合」に関しても覚える必要があります。

大まかに見て否定は2つに分かれます。

まずは否定語が文全体に掛かっているのか、もしくは文の部分的なところにかかっているのかを意識すると良いかと思われます。

否定「few」は形容詞として可算名詞を修飾し語否定、主語の場合は文全体の否定を表す

今回お伝えする否定語「few」は形容詞で否定語となります。

形容詞は名詞を修飾して補足的に説明するのが主な役割になります。

「few」は典型的な形容詞として補足的に名詞を説明するというよりもある語だけを部分的に否定、もしくは文全体を否定するような強いインパクトを与える語になります。

否定「few」は形容詞として可算名詞を修飾し語否定、主語の場合は文全体の否定を表す語になります。

不可算名詞とは「数えられる名詞」のことを言います。

意味は形容詞で「（数が）ほとんど～ない」という表現になります。

「not」などの打消しの語彙を使用することなく文全体を否定します。

大事なポイントは以下になります。

それでは例文を見てみましょう。

1つ目の文では形容詞として可算名詞である「book」の前に置き「（数が）ほとんど～ない」という意味で否定語として修飾しています。

可算名詞を修飾するという事で「few」はかかる名詞は複数形になります。

複数形の「books」なのに意味は「ほとんどない」という形になるので少し紛らわしいかもしれません。

2つ目の文では「few people」が文の主語になっています。

「few + 可算名詞」が主語になった場合は基本的には文全体を否定することになります。

「people」は集合名詞と言ってもともとが複数形の名詞になります。

「Few people」は「～の人はほとんどいない」という意味になります。

まとめ

今回は否定「few」の用法に関して触れてみました。

否定「few」は形容詞としては可算名詞を修飾し語否定、もしくは主語になる場合は文全体を否定します。

「not」などの否定語が無くても文全体を否定することができる形容詞、副詞になります。

今回はここまでに致します。