英文法 否定「cannot help ～ing」目標達成へ【高校大学受験・TOEFL・TOEIC・IELTS・英検】

今回は否定「cannot help ～ing」に関して触れてみたいと思います。

前回は否定「the last ～ to 不定詞」に関してお話をさせて頂きました

（記事はこちら）

否定「the last ～ to 不定詞」は「決して～しない、決して（最も）～しそうにない」といった否定の意味を表します。

「not」「no」などを使用することなく否定を表すことができるのがポイントです。

前回はそんな話をさせて頂きました。

以前私が受験したスコアになります。

否定「cannot help ～ing」【英語力を向上させるポイント】

今回は否定「cannot help ～ing」に関して触れてみたいと思います。

「cannot help ～ing」は多くの人にとって馴染みのあるものかもしれません。

有名な曲などでも使われているのでご存知の方は多いかと思います。

否定は単にある語を否定するものもあれば文全体を否定するものもあります。

否定する強弱の度合いにも違いが出てきます。

そして部分的に否定するものもあれば全てを否定するような「否定する割合」に関しても覚える必要があります。

大まかに見て否定は2つに分かれます。

まずは否定語が文全体に掛かっているのか、もしくは文の部分的なところにかかっているのかを意識すると良いかと思われます。

否定「cannot help ～ing」は「～せずにはいられない」という否定を表す

「cannot help ～ing」は「cannot」と否定の「not」が入っているので「否定」のカテゴリーに含まれていますが意味合いは肯定のような感じです。

「help」の後は「～ing」の形にするのが特徴です。

否定「cannot help ～ing」は「～せずにはいられない」という否定をを表す語になります。

大事なポイントは以下になります。

それでは例文を見てみましょう。

1つ目の文では過去形になるので「can」を「could」に変えています。

「stay」は自動詞になりますのでそのまま「staying」だけでも問題ありません。「その場で」ということで「there」を置いています。

2つ目の文では毎週末という事で習慣化してしまっているような状態なので現在形で表現しています。

「習慣化されたこと」は現在形にするというのは以前に時制のところで学習いたしました。

先にも触れましたが「cannot help ～ing」は「～ing」の部分を「but + 動詞の原形」に置き換えることも可能です。

例文を置き換えてみます。

以上のように「but + 動詞の原形」への置き換えの形もあわせて覚えておいていただければと思います。

まとめ

今回は否定「cannot help ～ing」の用法に関して触れてみました。

否定「cannot help ～ing」は「～せずにはいられない」という否定の意味を表します。

否定を表す「not」を使っていますが意味合いは肯定のような意味を表します。

今回はここまでに致します。